1. ディスクローターは重要保安部品です。交換・取り付け作業は必ず陸運局認定の整備工場で行ってください。交換にともなう不具合により発生した事故等につきましては当社は一切責任を負いかねますのでご了承ください。

2. ディスクローターの交換は自動車メーカーが発行しているサービスマニュアルに基づいて行ってください。また取り付け前に車への適合をご確認ください。

3. ディスクローターの交換の際は製品の性能を十分に発揮させるため、ブレーキキャリパーのオーバーホール、及びブレーキフルードの交換をお勧めいたします。また同時にディスクパッド及びブレーキラインの点検を行ってください。

4. ディスクローターの交換は左右輪同時に行ってください。片輪のみの交換はブレーキの片効きの原因となり大変危険です

5. 走行直後の交換作業はローターが非常に高温になっており大変危険です。交換は作業は必ず十分に冷えてから行ってください。

6. 磨耗限度を超えたディスクローターは非常に危険ですので使用しないでください。磨耗限度を超えると本来の性能を発揮できないばかりか、事故等を招き大変危険です。

7. 適応温度を超える範囲でのご使用は大変危険ですのでおやめください。急激な過熱・冷却も製品の故障の原因となりますのでおやめください

8. 当製品は各車種ごとの設計をしております。適応車種以外への取り付け、取り付け位置の変更、製品の改造・加工は保安基準に適合しなくなりますので、絶対におやめください。

9. 取り付け後は慣らし走行を兼ねた当り付けを行ってください。当り付けが完全でないと本来の制動力が発揮されません。

10. 走行中に異常が発生した場合は直ちに停車し、異常箇所の点検を行い、そのまま走行しないでください。

11. 定期的にディスクローターの磨耗、亀裂等の異常がないか点検してください。万が一異常を発見した時は危険ですのでご使用を中止し、当店までご連絡ください。

12. ドリルドローターでのサーキット走行はローターにクラックが入る恐れがあるのでご遠慮ください。またその場合の返品交換はお受けできません。

13. 交換の際、ディスクローター表面にオイル、ホコリ等汚物が着かないように注意してください。製品には万全を期しておりますが、取り付け前に商品に異常がないかをご確認ください。

14. 取り付け作業後にはブレーキキャリパー、ブレーキライン、ディスクパッド等の取り付け状態を再度点検し、ゆるみやガタつきが無いことをご確認ください

15. 装着後走行前にブレーキペダルを数回踏み、キャリパーピストンを正常な位置まで押し出し、タッチがしっかり硬くなることをご確認ください。またキャリパーピストンを押し戻す際に、マスターシリンダーリザ−バータンクの中のブレーキフルードがあふれ出す場合がございますので十分ご注意ください。

    ・ローターの取り付け方向について
    *取付方向を誤った場合、大事には至りませんが本来の性能を発揮できない場合がありますので、ご注意ください。
    6本スリットは逆回転、12本スリットは正回転を採用しております。取付の際は図のように回転するよう取り付けてください。